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An Evaluation of the Common Channel as a Factor in Pancreatic or Billary disease,他
pp.758,767
発行日 1960年9月20日
Published Date 1960/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202642
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19世紀に犬で胆汁を膵管に注射し実験的膵臓炎を作る事に成功しその後膵臓壊死の剖検例の多くに胆石がVater氏乳頭に嵌入している事実から膵臓炎の成因は乳頭部の閉塞により総胆管,膵管の共通部分すなわちCommon Channelを介して胆汁の膵管への流入であると云う説がとなえられ,また逆に膵液の胆管への流入が急性胆嚢炎を起すという説もある.
Common Channelは89%に存在するが実際に逆流は起りにくいという研究,逆に胆道撮映により胆汁の膵管への流入はしばしばある事実とする報告など賛否色々の意見がある.
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