Japanese
English
症例
腰椎カリエスの流注膿瘍が股関節に穿通した興味ある股関節結核の1例
A case of tuberculous coxitis caused by penetration of cold abscess duing spondylitis lumbalis
武田 昭典
1
Akinori TAKEDA
1
1和歌山医科大学整形外科教室
1The Department of Orthopaedic Wakayama Medical College
pp.1327-1330
発行日 1959年12月20日
Published Date 1959/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202517
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いとぐち
脊椎カリエスも股関節結核もごくありふれた骨,関節系統の結核で,両者の併発することもそれほど少なくはない.しかし,多発性骨,関節結核では,主としてそのおのおのが血行性経路によつて発生するということも周知の通りである.著者はこうした意味での股関節結核ではなく,脊椎カリエスの流注膿瘍が股関節に穿通して発生したと考えられる興味ある1例を経験したので報告する,
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