Japanese
English
薬剤
手術後のカルニゲン使用経験
Adopting Carnigen after Operation
水口 公信
1
,
野口 照義
1
Kiminobu MIZUGUCHI
1
,
Teruyoshi NOGUCHI
1
1千葉大学医学部第一外科
pp.1089-1091
発行日 1959年10月20日
Published Date 1959/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202480
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まえがき
平均寿命の延長に伴い,高齢者に手術侵襲を加える機会は増加の傾向にある.しかもこれらの症例では癌患者が多く,したがつて手術侵襲も大きい場合もあり,術後合併症も決して少くない.特に循環系合併症は高齢者の手術死の重要な要素となつている.
このような見地から著者はこの循環系合併症の防止対策として,高齢者の肺癌や重症腹部疾患にカルニゲンを使用し,臨床上良好な成績を得たので,その症例の概略をのべる.
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