Japanese
English
症例
診断困難なりし上腹部巨大結核結節の1例
A Case of huge upper abdominal Tuberculoma
松本 功
1
,
黑田 学
1
Isao MATUMOTO
1
,
Satoru KURODA
1
1西北病院外科
1Department Surgical Clnic SEIHOKU Hospital
pp.604-605
発行日 1957年7月20日
Published Date 1957/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202022
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- Abstract 文献概要
腹部腫瘤は日常屡々経験する所であるが,臨床診断は時に困難で,手術により決定する場合は決して少なくない.腸間膜淋巴腺が結核性病変により腫瘍化し,結核性腹膜炎の結果大網が萎縮癒合して団塊となり,腫瘍状を呈す例は珍らしくないが,最近我々は術前診断に苦んだ右上腹部腹腔内に孤立膿瘍化せる結核結節の一例を経験したので報告する.
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