Japanese
English
綜説
膵切除後の糖尿問題
Diabetic Problem after Total or Subtotal Pancreatectomy
鈴木 礼三郞
1
,
金子 保彥
1
,
斎藤 伸夫
1
,
佐々木 健孝
1
Reizaburo SUZUKI
1
,
Yasuhiko KANEKO
1
,
Nobuo SAITO
1
,
Kenko SASAKI
1
1東北大学桂外科教室
1Depart of Surg. Faculty of Medicine, Tohoku University
pp.63-66
発行日 1954年2月20日
Published Date 1954/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201373
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膵の惡性腫瘍に対する膵全摘,亞全切除,或は部分切除により糖質代謝がどうなるかと言う事は極めて重要な事である.一方膵切除量と糖尿の研究が広く動物実驗によりなされて来たが,本問題を論ずるには先づ臨床例に就いて観察されなければならない.
昭和25年6月から同28年7月迄の間に桂外科教室に於いて取扱われた症例は22例で,之に就いての経驗と動物実験による2,3の知見から此問題に就いて論じてみたい.
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