最近の外國外科
曠置切除は其の目的を達したか,他
F. Rosenauer
pp.492
発行日 1953年8月20日
Published Date 1953/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201303
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1928年v. Finstererが曠置切除術(以下R. z. A. とす)を公にして以来一時は歓迎せられたが次第に反対するものもあらわれ又色々と変法も行われた.
著者はR. z. A. の有効性と必要性について述ぶ.R. z. A. の有効性に関しては著者は常に幽門を含む胃部の切除が一般的とされ又有意義なりとし,v. Finstererの謂う様な幽門及び前庭部を残す様な方法は有効性が疑われ両者は区別されねばならぬとしている.又頻度も20年前にはPlenk 55%,Denk 22%,Finsterer 6%v. Haberer 15%であったが後にはv. Haberer 6%,Finsterer 3.5%,Plenk 3%を見るのみで次第に稀なものとなりつつある.
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