症例
稀有なる腸重積症の1例
山縣 達一
1
Tatsuiti YAMAGATA
1
1横濱醫科大學外科學教室
pp.323
発行日 1953年6月20日
Published Date 1953/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201254
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生体に於て特に手術時に吾々が遭遇する腸重積症は口側腸管が肛門側腸管へ陥入して成立するものが殆んどである.然るに最近吾教室で手術せられた例の中上行性,下行性腸重積が1箇所に於て同時に起つていたものを発見したので,ここに報告し,併せてその成立機轉を考察し諸賢の御批判を仰ぎたいと思う.
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