Japanese
English
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部分的眞性アクロメガリーの手術後22年の遠隔成績の1例
A Case of Remote Result of Partial and Real Acromegaly, Operated 22 Years Ago
伊藤 稔勝
1
ITÔ Toshikatsu
1
1慈惠會醫科大學整形外科
1Orthopedic Dept. of Jikeikai Medical College
pp.476-478
発行日 1951年10月20日
Published Date 1951/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200903
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部分的アクロメガリーはアクロメガリーの不全型とも称すべきもので臨床上屡々遭遇するものである.アクロメガリー性肥大増殖現象が定在性或は進行性に舌,歯牙,指趾等の身体の一局部に現われるが,日常最も属々経驗するのは指趾の肥大せるものである.原因としては一般に脳下垂体前葉の機能亢進或は異常等の機能的動機に因ると言われる.又アシユネルに依ると脳下垂体に変化無き時は間脳の原発性疾患なりとも言われる.余は22年前に片山教授により手術を受けたる本症の1例を他の疾患で再来せるを機として再診するの好機に接し,昭和24年12月22日第183回日本整形外科集談会東京地方部会に於て発表せるものに補足を加えて茲に報告す.
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