Japanese
English
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大動脈鞍状塞栓の剔除
Removal of Saddle Embolus of Aorta.
C. M. Burgess
1
,
A. S. Hartwell
1
1Homolulu, Hawaii
pp.418-419
発行日 1950年8月20日
Published Date 1950/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200685
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最近動脈塞栓症の診断,症状,治療が非常に進歩し,ここ10年間に塞栓剔除による四肢又は生命の救助例が多数報告1)されている. しかしこれは実地上それ程多いものではなく,1人で多数例を経驗することはない.
最初に本手術に成功したのは1911年Lahey2)であるが,同年引続いてKeyによつて行われた. 既に1895年Abanejewがこの手術を試みたが不成功に終り,更に1895年から1911年の間にMoynihan,Stewart,Dober—auer,Murphy,Carell等の経驗がある. この分野に於てはScandinaviaで色々研究されたが,本式に米國,英國,カナダなどの外科医がこれを取上げたのは1927年である.
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