Japanese
English
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手術後の発汗異常について
Abnormality of Sweating After Surgical Operation
高木 健太郞
1
,
廣川 潔
2
,
細野 耕爾
2
,
島田 久八郞
2
Kentaro TAKAGI
1
,
Kiyoshi HIROKAWA
2
,
Kozi HOSONO
2
,
Kyuhachiro SHIMADA
2
1新潟大學
2新潟大學醫學部生理學教室
1Prof. of Nigata Univ.,
2Physilogical Institute, Hedieal Faoulty, Niigata Univ.
pp.414-417
発行日 1950年8月20日
Published Date 1950/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200684
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I. 緒論
久野1)により発見され,緒方2)はにれを系統的に研究して,鬱血又は鬱血の消散がその動機であると結論された半側発汗反射現象は,最近高木3)により,その動機は体部圧迫による反射であることが,種々の実驗により立証された. 著者等はこの温熱性半側発汗反射現象を臨床上に應用して種々の疾患又はその経過中に於いて,本反射の消失する場合を見出してその疾患の程度及び経過を知らんとし,又健康者については疲労と本反射の消失が何か関係があるかも知れないと云う予想をもつて,7月,8月の盛夏を利用して,広川・細野は本学桂内科,皮膚泌尿器科,外科の入院患者及び本教室員,学生,市内某小学校兒童の健康者について,又島田は國立柏崎療養所入所患者について発汗檢査を行つた.
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