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第23回日本整形外科学会宿題報告要旨
佝僂病と骨骼変形
Rachitis and Deformities
天兒 民和
1
Tamikazu AMAKO
1
1新潟醫科大学外科
1Orthopaedic Dep't., Niigata Medical College
pp.175-176
発行日 1950年4月20日
Published Date 1950/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200628
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1. 調査材料 1930年以来1949年までの佝僂病患者は861名である. 1942年が最高にて以後多少減少し食糧事情との関係を暗示す. 年齢は1年より2年が多く,8年以上は皆無で晩発性佝僂病は新潟地方には少い.
季節的には5,6,7月が多く,冬期に少い. 地理的には農耕地帶が多く,自由職業者の家族に多い. 母乳栄養兒にも多発し,栄養状況は中等度のものが多い. 北國特有の乳倉の使用者に多い. 主訴は歩行障碍,下肢変形が主なるもので時に疼痛を訴えるものもある,変形では下肢変形が72.2%に達す.
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