増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅳ 術中・術後合併症とその管理
7.感染系・その他
敗血症性ショック
櫻井 聖大
1
,
木村 文彦
1
,
高橋 毅
1
Toshihiro SAKURAI
1
1国立病院機構熊本医療センター救命救急・集中治療部
pp.338-341
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200072
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最近の知見と重要ポイント
□2013年に敗血症診療のガイドラインであるSurviving Sepsis Campaign Guideline (SSCG)20121)が公表された.
□わが国でも日本集中治療医学会のSepsis Registry委員会により,日本版敗血症診療ガイドラインが作成された2).
□これらのガイドラインに沿って,敗血症性ショックについて概説する.
□なお,術中・術後の敗血症性ショックでは,感染のみならず手術による侵襲も病態に大きな影響を及ぼすことに留意する必要がある.
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