必見! 完全体腔内再建の極意・19
胃全摘術後再建―Inverted T法
永井 英司
1
,
仲田 興平
1
,
大内田 研宙
1
,
清水 周次
1
,
田中 雅夫
1
Eishi NAGAI
1
1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科
pp.1232-1239
発行日 2014年10月20日
Published Date 2014/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105219
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■■はじめに
胃全摘術後の再建法としてはRoux-en-Y再建が一般的である.開腹手術では手縫い吻合からサーキュラー・ステイプラーを用いる方法へと変遷してきたが,腹腔鏡下手術となり,腹腔鏡下手術用機器としてのリニア・ステイプラー(LS)が開発され,消化管などの離断,縫合,吻合に用いられるようになった.当科で工夫を重ねてきたLSを用いたRoux-en-Y再建法1)について紹介する.
以降は以下の略語を使用する.エシェロン:エチコンエンドサージェリー社製LS,エシェロン-W:エシェロンホワイトカートリッジ,エシェロン-B:エシェロンブルーカートリッジ,エンドGIA:コヴィディエン社製LS,GIA-P:エンドGIAパープルカートリッジ,GIA-C:エンドGIAキャメルカートリッジ.
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