必見! 完全体腔内再建の極意・14
幽門側胃切除術後再建―Roux-en-Y再建:リニア再建(順蠕動)
永井 英司
1
,
仲田 興平
1
,
大内田 研宙
1
,
前山 良
1
,
清水 周次
1
,
田中 雅夫
1
Eishi NAGAI
1
1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科
pp.584-591
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105050
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■■はじめに
1881年にBillrothが幽門側胃切除後に胃十二指腸吻合(Billroth Ⅰ法)で行い,1893年にCesar Rouxが幽門側胃切除後にRoux-en-Y再建を行って以来,様々なバリエーションはあるものの,再建の基本的な手技は変わっていない.本稿では,当科で通常行っているリニアステープラー(LS)を用いたRoux-en-Y再建法について紹介する.
以下,エシェロン:ジョンソン・エンド・ジョンソン製リニアステープラー,エシェロン-W:エシェロンホワイトカートリッジ,エシェロン-B:エシェロンブルーカートリッジ,エンドGIA:コヴィディエン製リニアステープラー,GIA-P:エンドGIAパープルカートリッジ,GIA-C:エンドGIAキャメルカートリッジ,とする.
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