Japanese
English
特集 炎症性腸疾患のすべて―新しい治療戦略
〔潰瘍性大腸炎〕
癌合併例に対する治療
Diagnosis and management of colitis-associated colorectal cancer
日吉 雅也
1
,
風間 伸介
1
,
須並 英二
1
,
渡邉 聡明
1
Masaya HIYOSHI
1
1東京大学医学部附属病院大腸肛門外科
pp.1242-1249
発行日 2012年10月20日
Published Date 2012/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104248
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【ポイント】
◆潰瘍性大腸炎は,大腸癌のハイリスク群であり,特に罹病期間,罹患範囲が主なリスクファクターである.
◆サーベイランス生検法として,従来のstep biopsyに代わって,色素内視鏡を併用したtarget biopsyが欧米のガイドラインでも推奨されるようになってきた.
◆平坦粘膜にlow-grade dysplasia(LGD)を認めた場合,現時点では腸切除か短期間でのサーベイランスかのコンセンサスは得られていない.
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