読めばわかるさ…減量外科 難敵「肥満関連疾患」に外科医が挑む方法・21
減量外科に必要な設備と機材
園田 和子
1
,
笠間 和典
1
Kazuko SONODA
1
1四谷メディカルキューブ減量外科センター
pp.372-380
発行日 2012年3月20日
Published Date 2012/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103995
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皆さーん! 元気ですかーっ!
前回は「肥満手術に必要なチーム」(第16回)の回で執筆させていただいた看護師の園田です.チームについて書かせていただいたときは夏真っ盛りで笠間医師の熱さをしのぐほどの猛暑でしたが,現在はすっかり寒くなり,今度は笠間医師の熱さで暖をとっている今日この頃です.
前回執筆させたいただいたあとに当院の組織変更があり,「減量外科センター」が成立しました! 今までの医師,看護師,栄養士,ソーシャルワーカーなどの縦のラインをなくして横のつながりにしたことで,さらにチーム力がパワーアップしました.私は念願叶って,バリアトリックナース(減量外科看護師)兼任でコーディネーターの役割を担うことになり,早くも減量外科に関する高度実践看護師として,手術室のみならず病棟や外来を飛び回っています.充実した毎日を過ごすとともに,この役割を担う者としては元気がないと継続看護はできないことを実感しています!
さて,今までは笠間医師をはじめ,関医師や減量チームメンバー一同が肥満手術のソフト面についてそれぞれの立場で執筆してきましたが,今回は肥満手術を実際に開始する際に必要な設備,機材など,ハード面について書かせていただきたいと思います.笠間医師や減量チームがどんなに素晴らしくても,設備や機材が適していなければ治療を開始することはできません! 今回は当院の実際の写真を中心にお届けしたいと思います.
元気があれば設備や機材を揃えることもできるっ! ダーッ!!
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