読めばわかるさ…減量外科 難敵「肥満関連疾患」に外科医が挑む方法・16
減量手術に必要なチーム
園田 和子
1
,
笠間 和典
1
Kazuko SONODA
1
1四谷メディカルキューブ減量外科センター
pp.1348-1357
発行日 2011年10月20日
Published Date 2011/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103752
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皆さん,元気ですかーっ!!
はじめまして.私は手術室看護師の園田と申します.Dr. 笠間が四谷メディカルキューブに赴任する以前,堀江病院に1998年に赴任されたときからすでに手術室で一緒なので,Dr. 笠間のその暑い……いやいや,熱い猪木節を誰よりも熟知しています.チームメンバーのなかでもDr. 笠間との付き合いは,深さについてはさておき,長さだけなら一番古く,減量外科を開始する以前からに遡ります.2002年にDr. 笠間がはじめて執刀した腹腔鏡下胃バイパス切除術の歴史的瞬間には器械出しとして(9時間03分!)ノンストップでかかわりました.その後もDr. 笠間と一緒に歩んできたため,減量外科にかかわってきた経験数は計り知れません.
Dr. 笠間のあくなき情熱と向上心により,卓越した技術に磨きがかかっていくのと同様に減量外科チームも発展してきました.皆様ご存知のように,この減量外科治療にはチームなくして成功はありえません1).2006年にDr. 笠間,中里ソーシャルワーカーと私が四谷メディカルキューブに異動した当初から私たちは多職種を集めたチーム体制を作り,そのチームは現在に至っています.今までの経験を踏まえ,減量外科チームの重要性とその体制について今回筆を執らせていただきます.
元気があればチームも作れるっ!ダーッ!!
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