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特集 消化器外科のドレーン管理を再考する
胃切除術(開腹・腹腔鏡下)後のドレーン管理
Drain management after gastretomy
山形 幸徳
1
,
瀬戸 泰之
1
Yukinori YAMAGATA
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
pp.336-340
発行日 2012年3月20日
Published Date 2012/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103985
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【ポイント】
◆胃切除後のドレーン留置に関するRCTは複数存在し,いずれもドレーン留置に否定的な結果であった.
◆通常の胃切除症例には基本的にドレーン留置は必要ないが,膵液瘻など合併症リスクの大きい症例にはドレーン留置を考慮すべきである.
◆ドレーンを留置する必要に迫られた症例ではドレーンの留置は必要最小限にとどめ,必要がなくなれば可及的速やかに抜去すべきである.
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