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特集 目で見てわかる肛門疾患治療
〔痔核〕
痔核に対するPPHのコツと工夫
Tips and pitfalls in procedure for prolapse and hemorrhoid
栗原 聰元
1
,
船橋 公彦
1
Akiharu KURIHARA
1
1東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科
pp.1458-1463
発行日 2011年11月20日
Published Date 2011/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103828
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【ポイント】
◆適応:外痔成分のない全周性の内痔核もしくは粘膜脱がよい適応である.
◆良好な視野の確保:すべての操作を確実にするため,ローンスターリトラクターを用いた肛門の展開が有用である.
◆流入動脈の高位結紮:流入動脈に対しての高位結紮は痔核内の血流を減少させ,術後出血の防止に有用である.
◆確実な巾着縫合:痔核上縁の1.5~2.0cm口側で,粘膜のかけ落としがないように巾着縫合を行う.
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