Japanese
English
臨床研究
内痔核に対するPPHの有用性に関する臨床的検討
Clinical assesment of the usefulness of a procedure for prolapse and hemorrhoids(PPH)
山本 壮一郎
1,2
,
千野 修
2
,
齋藤 美津雄
1
,
南 康平
1
,
清水 直樹
1
,
原 正
1,2
Soichiro YAMAMOTO
1,2
1丹波病院外科
2東海大学医学部外科
キーワード:
内痔核
,
手術
,
PPH
,
結紮切除術
Keyword:
内痔核
,
手術
,
PPH
,
結紮切除術
pp.1475-1478
発行日 2004年11月20日
Published Date 2004/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101091
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はじめに
1998年に内痔核手術においてLongo法1)が発表され,肛門粘膜および肛門上皮の温存をはかることによって疼痛が軽減でき,術後,早期の社会復帰ができるようになった.われわれはこれまで内痔核に対して結紮切除術を中心に施行してきたが,術後疼痛の軽減と入院日数の短縮を目的にLongo法(procedure for prolapse and hemorrhoids:以下,PPH)を導入した.
今回,われわれはPPHの有用性について結紮切除術と比較しての臨床的検討を行った.PPH施行例で認めた治療上の問題点と合併症について検討したので,文献的考察を加えて報告する.
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