Japanese
English
特集 進歩する癌転移診断―外科臨床はどう変わるのか
〔原発巣別〕
胃癌
Micrometastasis of gastric cancer
瀬戸 泰之
1
,
吉澤 奈央
1
,
森 和彦
1
,
北村 聡子
1
,
山形 幸徳
1
,
上田 哲也
1
,
小川 雅子
1
,
神保 敬一
1
,
奥村 康弘
1
,
畑尾 史彦
1
,
和田 郁雄
1
,
清水 伸幸
1
,
野村 幸世
1
Yasuyuki SETO
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
pp.1324-1327
発行日 2011年10月20日
Published Date 2011/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103746
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【ポイント】
◆Sentinel nodeによるリンパ節微小転移診断は,早期胃癌では臨床応用できる可能性が高い.しかしながら,術中迅速診断の精度が確立されていない.
◆腹膜播種微小転移診断はいまだ日常診療において確立されていない.腹水細胞診を凌駕する鋭敏な手法が期待されている.
◆アプローチとしては,transumbilicalなどのsingle port surgeryによって,比較的非侵襲的に診断材料を採取することが可能になっている.
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