Japanese
English
特集 下大静脈にかかわる病態を見直す
〔治療方針〕
下大静脈腫瘍の治療方針
Treatment for tumor in inferior vena cava
富丸 慶人
1
,
江口 英利
1
,
和田 浩志
1
,
小林 省吾
1
,
丸橋 繁
1
,
種村 匡弘
1
,
若狭 研一
2
,
土岐 祐一郎
1
,
森 正樹
1
,
永野 浩昭
1
Yoshito TOMIMARU
1
1大阪大学大学院医学系研究科外科学講座消化器外科学
2大阪市立大学医学部附属病院病理部
pp.1196-1199
発行日 2011年9月20日
Published Date 2011/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103710
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【ポイント】
◆原発性下大静脈腫瘍では平滑筋肉腫が最も多い.
◆続発性下大静脈腫瘍には,ほかの腫瘍が腫瘍栓として下大静脈内に進展した腫瘍や,ほかの腫瘍が下大静脈に直接浸潤した腫瘍などがある.
◆治療は,原発性腫瘍の場合は外科的切除が最良であり,続発性腫瘍の場合は原発巣に応じた治療方針となる.
◆手術は,下大静脈遮断下に腫瘍摘出を行い,血行再建を行う.
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