特集 画像診断の進歩をいかに手術に役立てるか
扉
pp.1003
発行日 2011年8月20日
Published Date 2011/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103660
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近年の画像診断装置の進歩発展は著しく,非侵襲検査にしても,各臓器の解剖や病変の進展状況,その程度がかなり詳細に,かつ立体的にも把握可能な時代が到来した.PETなどの質的診断とともにCT,MRI,造影超音波検査などの画像診断,およびそれらの組み合わせ(PET/CTなど),さらにはCT画像情報の再構築によるMD-CTやCT colonographyなどの進歩も含め,われわれ外科医にとって極めて有用で詳細な画像情報が得られるようになってきている.さらにこれらの画像情報は,開腹手術においてもさることながら,内視鏡下手術においてもその有用性が発揮されている.
このような現状に鑑み,本特集を企画した.各分野における最新の知見が,多くの読者にとって有意義なものとなることを願ってやまない.
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