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特集 栄養療法―最新の知見と新たな展開
〔今後の新たな展開〕
癌悪液質症例に対する栄養療法―癌緩和ケアにおける栄養療法の考察
Nutritional therapy for cancer cachexia case;consideration of nutrition care in cancer palliative care
林 達彦
1
Tatsuhiko HAYASHI
1
1新潟県厚生連村上総合病院外科
pp.782-790
発行日 2011年6月20日
Published Date 2011/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103592
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【ポイント】
◆癌悪液質を理解し,適正な栄養療法を行うことは,癌患者のQOLの維持と向上のために極めて重要である.
◆予後推量因子(PPI)判定:6週未満とCRP値:陽性の2項目で,癌悪液質を診断できる可能性が示唆された.
◆栄養療法のギアチェンジには,患者のQOLのために患者・家族と価値観を共有できるようなコミュニケーションを行う.
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