特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
4.大腸癌の内視鏡治療
内視鏡的粘膜下層剝離術
森田 圭紀
1
,
豊永 高史
2
,
東 健
1
Yoshinori MORITA
1
1神戸大学医学部附属病院消化器内科
2神戸大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.180-188
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103267
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■ESDによって,EMRでは切除が困難であった大型大腸病変も一括切除することが可能となったが,技術的難易度は高い.
■大腸ESDの適応は大腸ESD標準化検討部会を中心に検討されているが,直腸病変が最もよい適応である.
■今後,大腸ESDの均てん化に向けて,トレーニングシステムの確立や機器開発などさらなる努力が必要である.
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