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特集 エキスパートが伝える 消化器癌手術の流れと手術助手の心得
内視鏡下大腸癌手術の流れと手術助手の心得
Laparoscopic surgery for colorectal cancer
小野里 航
1
,
中村 隆俊
1
,
内藤 正規
1
,
池田 篤
1
,
小澤 平太
1
,
佐藤 武郎
1
,
井原 厚
1
,
渡邊 昌彦
1
Wataru ONOZATO
1
1北里大学医学部外科
キーワード:
大腸癌
,
内視鏡下手術
,
手術手技
,
腹腔鏡下結腸右半切除
,
腹腔鏡下S状結腸切除
Keyword:
大腸癌
,
内視鏡下手術
,
手術手技
,
腹腔鏡下結腸右半切除
,
腹腔鏡下S状結腸切除
pp.364-371
発行日 2010年3月20日
Published Date 2010/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102996
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要旨:内視鏡下手術は低侵襲手術として急速に普及した.現在,「大腸癌治療ガイドライン.2009年版」では結腸癌および直腸S状部癌のうちcStage 0,Ⅰがよい適応とされている.当院では深達度SEまでの盲腸癌,上行結腸癌,下行結腸癌,S状結腸癌,直腸S状部癌と,深達度MPまでの横行結腸癌,直腸癌に対して内視鏡下手術を行ってきた.
内視鏡下手術における助手は術者との協調操作を心がけ,切開や剝離などの操作部位に適度な相互緊張をかけることが重要である.本稿では,われわれの経験に基づいた結腸右半切除術(内視鏡下手術)とS状結腸切除術(内視鏡下手術)の手術手順について助手の役割を含めて述べる.
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