Japanese
English
臨床報告
残胃癌による輸入脚症候群の1例
A case of afferent loop syndrome with remnant gastric cancer
箕畑 順也
1
,
萩野 真
2
,
吉田 彰
1
,
石川 靖二
1
,
眞鍋 信也
2
,
湧谷 純
3
Junya MINOHATA
1
1神戸協同病院外科
2神戸協同病院内科
3神戸協同病院病理科
キーワード:
輸入脚症候群
,
輸入脚閉塞症
,
残胃癌
Keyword:
輸入脚症候群
,
輸入脚閉塞症
,
残胃癌
pp.1451-1455
発行日 2009年10月20日
Published Date 2009/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102737
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はじめに
輸入脚症候群とは,胃切除後のBillroth-Ⅱ法再建やRoux-en-Y再建ののち,種々の原因によって輸入脚が通過障害をきたし伸展拡張する病態を総称したもので,胃切除術後の合併症としては比較的稀なものとされる1,2).今回われわれが経験した胃切除後30年目に輸入脚症候群を発症した輸入脚症候群の1例について,文献的考察を加え報告する.
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