Japanese
English
臨床報告
原発性十二指腸水平部癌の1例
A study of primary adenocarcinoma of the horizontal duodenum
坂本 一博
1,2
,
田代 良彦
2
,
小野 誠吾
2
,
鶴岡 優子
1,2
,
高橋 玄
1,2
,
市川 純二
1
Kazuhiro SAKAMOTO
1,2
1市川胃腸科外科病院
2順天堂大学医学部下部消化管外科
キーワード:
十二指腸癌
,
腸閉塞
,
十二指腸部分切除術
Keyword:
十二指腸癌
,
腸閉塞
,
十二指腸部分切除術
pp.1161-1164
発行日 2009年8月20日
Published Date 2009/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102676
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はじめに
原発性十二指腸癌は比較的稀な疾患であるが,内視鏡検査の普及と技術向上に伴い報告例は増加している1).しかし,その発生は球部・下行部がほとんどであり,水平部・上行部に発生する十二指腸癌の報告例は少ない2,3).今回,十二指腸水平部に発生した十二指腸癌に対して十二指腸部分切除術を施行した症例を経験したので報告する.
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