Japanese
English
臨床報告
腹腔鏡下に摘出し得た後腹膜神経鞘腫の1例
Laparoscopic resection of retroperitoneal schwannoma:a case report
安田 貴志
1
,
川崎 健太郎
1
,
山本 将士
1
,
神垣 隆
1
,
黒田 大介
1
,
黒田 嘉和
1
Takashi YASUDA
1
1神戸大学大学院医学系研究科消化器外科
キーワード:
後腹膜神経鞘腫
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
後腹膜神経鞘腫
,
腹腔鏡下手術
pp.721-725
発行日 2008年5月20日
Published Date 2008/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102141
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はじめに
神経鞘腫は末梢神経のSchwann細胞から発生する境界明瞭で被膜を持つ孤立性腫瘍であり1),頭頸部や四肢に好発し,後腹膜から発生するのは0.7~1.7%と比較的稀である2).
今回,われわれは腹腔鏡下に摘出し得た後腹膜神経鞘腫の1例を経験したので報告する.
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