Japanese
English
臨床報告 1
総肝管に陰影欠損を認めた肝囊胞腺腫の1例
A case report of biliary cystadenoma with a defect shadow in the common hepatic duct demonstrated by CT and PTC
劒持 雅一
1,2
,
森下 紀夫
1
,
石井 博
1
,
青木 秀樹
1
,
常光 謙輔
1
Kenmochi Masaichi
1,2
1済生会西条病院外科
2笠岡市立市民病院
キーワード:
肝囊胞腺腫
,
肝内胆管拡張
Keyword:
肝囊胞腺腫
,
肝内胆管拡張
pp.1549-1553
発行日 2003年11月20日
Published Date 2003/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101615
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
肝嚢胞腺腫はまれな疾患であり,特異的な症状はなく,ときに嚢胞が大きくなり腹部腫瘤や腹痛,腫瘤による胆管の圧迫から黄疸を併発して発見される場合があるが,小さなものは放置される場合が多い.今回,筆者らは膀胱癌術後の定期検査で肝内胆管の拡張を指摘され,総肝管に陰影欠損を伴う肝嚢胞腺腫を経験したので報告する.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.