Japanese
English
臨床報告 1
重症虚血肢に発生したFOY(R)による ものと思われる皮膚潰瘍の治療経験
Case report of a FOY(R)-induced skin ulcer on a severely ischemic limb
江田 匡仁
1
,
矢野 隆
1
,
市原 利彦
1
,
上田 裕一
2
Eda Masahito
1
1公立陶生病院心臓血管外科
2名古屋大学大学院胸部機能外科
キーワード:
FOY(R)皮膚潰瘍
,
トラフェルミン
,
閉塞性動脈硬化症
,
重症虚血肢
Keyword:
FOY(R)皮膚潰瘍
,
トラフェルミン
,
閉塞性動脈硬化症
,
重症虚血肢
pp.1283-1286
発行日 2003年9月20日
Published Date 2003/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101518
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はじめに
重症虚血肢に発生した皮膚潰瘍は血流が悪いことから治療に難渋する.また,蛋白合成阻害剤であるメシル酸ガベキサート(FOY(R))は,静脈から液漏れを生じると血栓性静脈炎,皮膚びらん,潰瘍などを発症する.今回筆者らは,重症虚血肢に発症したFOY(R)による難治性皮膚潰瘍を経験したので報告する.
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