Japanese
English
臨床報告 1
粘液中のCEA値,CA19-9値が異常高値を呈した虫垂粘液囊胞腺腫の1例
A case of appendiceal mucinous cystadenoma with extraordinarily high levels of CEA and CA19-9 in the cystic fluid
本田 勇二
1
,
河野 哲夫
1
,
日向 理
1
,
田中 暢之
1
Honda Yuji
1
1市川大門町立病院外科
キーワード:
虫垂粘液囊胞腺腫
,
囊胞内粘液中CEA値・CA19-9値
Keyword:
虫垂粘液囊胞腺腫
,
囊胞内粘液中CEA値・CA19-9値
pp.271-274
発行日 2003年2月20日
Published Date 2003/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101349
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はじめに
虫垂粘液囊胞腺腫は特徴的な症状が出現しにくいため,術前診断が比較的困難とされる比較的稀な疾患である1).筆者らは大腸内視鏡検査で偶然発見し,特徴的な検査所見を呈したため術前診断することができ,その囊胞内粘液中のCEA値,CA19-9値が異常高値を示した虫垂粘液囊胞腺腫の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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