Japanese
English
臨床報告 1
鈍的外傷による大腿動脈解離の1例
A case of femoral artery dissection during blunt trauma
石川 雅彦
1
,
森本 典雄
1
,
石崎 彰
2
,
矢吹 英彦
2
Ishikawa Masahiko
1
1北見中央病院外科
2JA北海道厚生連遠軽厚生病院外科
キーワード:
鈍的外傷
,
血管外傷
,
大腿動脈解離
,
急性動脈閉塞
Keyword:
鈍的外傷
,
血管外傷
,
大腿動脈解離
,
急性動脈閉塞
pp.120-122
発行日 2003年1月20日
Published Date 2003/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101319
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はじめに
鈍的外傷による血管損傷は急性動脈閉塞症状を呈する場合や,徐々に虚血症状が進行して結果的に肢切断に至る場合などが散見され,受傷初期の対応により予後が分かれる傾向がある1).今回,鈍的外傷による大腿動脈解離に対して血行再建術により救肢した症例を経験し,その診断,治療の留意点に関して検討したので報告する.
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