Japanese
English
臨床報告 1
切除後の閉鎖に有茎広背筋皮弁・植皮が有効であった巨大自壊乳癌(扁平上皮癌)の1例
A case of giant breast cancer with ulceration(squamous cell carcinoma)in which a latissimus dorsi myocutaneus flap was effective after resection
竹原 朗
1
,
清水 淳三
1
,
木下 敬弘
1
,
川浦 幸光
1
,
島田 賢一
2
,
今井 美和
3
Takehara Akira
1
1石川県済生会金沢病院外科
2金沢医科大学形成外科
3石川県立看護大学病理
キーワード:
広背筋皮弁
,
巨大自壊乳癌
,
扁平上皮癌
Keyword:
広背筋皮弁
,
巨大自壊乳癌
,
扁平上皮癌
pp.117-119
発行日 2003年1月20日
Published Date 2003/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101318
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はじめに
乳腺原発扁平上皮癌はまれで,その頻度は乳癌全体の0.1~4.0%1,2)とされている.今回,筆者らは肉腫様変化をきたした巨大自壊乳癌(扁平上皮癌)に対し胸筋合併乳房切除術を施行した後,組織欠損部を有茎広背筋皮弁と植皮により閉鎖し,良好な結果が得られた1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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