Japanese
English
臨床報告・1
狭窄型虚血性小腸炎をきたした重症マムシ咬傷の1例
A severe case of viper bite associated with stenotic ischemic enteritis
中野 正啓
1
,
田辺 大朗
1
,
近藤 圭一郎
1
,
野田 健治
1
Nakano Masahiro
1
1公立おがた総合病院外科
キーワード:
マムシ咬傷
,
腎不全
,
DIC
,
狭窄型
,
虚血性小腸炎
Keyword:
マムシ咬傷
,
腎不全
,
DIC
,
狭窄型
,
虚血性小腸炎
pp.135-138
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101170
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はじめに
わが国におけるマムシ咬傷患者は年間で1,000~2,000人と推測され,死亡例は10~20人程度とされている1).今回,われわれはマムシ咬傷後に急性腎不全に陥り,かつ狭窄型の虚血性小腸炎を合併した1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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