特集 小外科・外来処置マニュアル
Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭
11.顔面神経麻痺
枝松 秀雄
1
Hideo EDAMATSU
1
1東邦大学医学部附属大森病院耳鼻咽喉科
pp.44-45
発行日 2004年10月22日
Published Date 2004/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100787
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顔面神経麻痺は,わが国では人口10万人当たり約30人の発生と推定されており,日常臨床でよく経験する疾患で,性差はなくほとんどが成人症例である1).顔面表情筋の動きに異常が生じると,患者自身が容易に気づくため,比較的早期に病院を受診して治療が開始されることが多い(表).
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