日米で異なる外科レジデント教育・医療事情(第3回)
M & Mカンファレンス
十川 博
1
Sogawa Hiroshi
1
1ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校一般外科
pp.1180-1181
発行日 2004年9月20日
Published Date 2004/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100739
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はじめに
前回は米国の“スタンダードな治療”について述べた.病院内で適切な治療がなされたかどうかについての検証はM&M(morbidity and mortality)カンファレンスで検討される.M&Mは米国の外科トレーニングにおいて非常に重要な教育的役割を担っており,ある意味で米国の外科研修を象徴しているように思われる.今回はそのM&Mについて述べる.
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