Japanese
English
臨床報告・1
家族性大腸腺腫症と開腹既往のない小腸腸間膜線維腫の1例
A case report of mesenteric fibromatosis originating from the mesentery of the jejunum without surgical intervention or polyposis coli
徳永 俊照
1
,
角村 純一
1
,
吉留 克英
1
,
藤田 繁雄
1
,
永井 勲
1
,
宮本 一雄
2
Tokunaga Toshiteru
1
1社会保険紀南綜合病院外科
2社会保険紀南綜合病院病理部
キーワード:
小腸腸間膜線維腫症
,
開腹既往
,
大腸腺腫
Keyword:
小腸腸間膜線維腫症
,
開腹既往
,
大腸腺腫
pp.485-487
発行日 2004年4月20日
Published Date 2004/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100606
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はじめに
腸間膜の原発性腫瘍は稀であり,中でも腸間膜線維腫症の報告例は少ない.本症は開腹手術の既往のある患者や家族性大腸腺腫症の患者に発生することが多く,それらの既往を伴わないものはきわめて稀である.今回,筆者らは家族性大腸腺腫症と開腹既往のない小腸腸間膜線維腫の1例を経験したので報告する.
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