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特集 急性肺塞栓症の最新診療
深部静脈血栓症と急性肺塞栓症
Deep vein thrombosis and pulmonary embolism
平井 正文
Masafum HIRAI
キーワード:
深部静脈血栓症
,
肺塞栓症
,
ヒラメ静脈
,
診断
,
予防
Keyword:
深部静脈血栓症
,
肺塞栓症
,
ヒラメ静脈
,
診断
,
予防
pp.293-297
発行日 2005年3月20日
Published Date 2005/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100487
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要旨:深部静脈血栓症の大きな後遺症・合併症として静脈血栓後遺症(血栓後症候群)と肺塞栓症とがあるが,2004年4月に肺血栓塞栓症予防への管理料が新設されて以来,肺塞栓症は重篤な術後合併症として大きな関心事となっている.肺塞栓症の90%以上が下肢の深部静脈血栓症より発生することから,深部静脈血栓症から肺塞栓症の発生を予防する二次予防と同時に,下肢に深部静脈血栓症を起こさせない一次予防もまた非常に大切ということになる.すなわち,術後の深部静脈血栓症は,血管外科医ばかりではなく全科の医師が周知するべき疾患と言える.
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