病院めぐり
JA岐阜厚生連 岐北厚生病院外科
竹内 賢
1
1岐北厚生病院外科
pp.1592
発行日 2005年12月20日
Published Date 2005/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100308
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岐北厚生病院は,1951年に岐阜県厚生連を母体として全31床のきわめて小規模な山県病院として開院されました.その後,1972年に岐北病院,1979年に岐北総合病院,2003年に岐北厚生病院と改称されるにつれて,地域の基幹病院として発展してきました.岐阜市北部から山県市を中心とした診療圏を形成し,現在では病床数は301床(うち療養病床45床)で,13診療科,医師38名(常勤25名,嘱託13名)の中規模病院となっています.
病院の理念は「地域連携を積極的に推進することにより利用者にとって最良の医療を実践し,愛され信頼される病院を実現すること」です.地域連携においては地域医師会との合同カンファレンスの開催(毎月),また地元救命士との症例検討会の開催(年2回)など,地域密着性の高い連携体制をとっています.また,地域医療に根ざした急性期病院としての機能拡充をはかる目的で,外来と病棟の改修,健診センターの開設,将来の電子カルテ化を睨んだオーダリングシステムの導入が行われてきました.
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