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手術手技
陥入爪の治療―新しい彎曲矯正法の試みとその成績
Treatment for the ingrown toenail:the trial and results of new orthonixy technique
内山 晉
1
Susumu Uchiyama
1
1内山外科医院
キーワード:
陥入爪
,
彎曲矯正法
,
Vカット法
Keyword:
陥入爪
,
彎曲矯正法
,
Vカット法
pp.791-796
発行日 2005年6月20日
Published Date 2005/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100121
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はじめに
陥入爪は爪が強く彎曲して側郭部に陥入し,外傷や深爪を契機に感染をきたして,激しい痛みとともに発症する.この際に生じた創に接触する爪は生体には異物となるため大きな肉芽腫を形成し,さらに難治性となる.Heifetz1)はこの病期の進行をStage 1(初期炎症期),Stage 2(排膿期),Stage 3(肉芽腫形成期)と分類している.また陥入爪は変形した爪甲の形態により半月型,ステープル型,ピンサー型,トランペット型に分類2)されているが,観察を重ねると1個の爪で2つの病型が混在する例も少なからず見受けられるので,本稿では混在例は右順位に分類し,記述した.
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