Japanese
English
臨床報告・1
異時性小腸転移をきたした胃噴門部癌の1例
A case of metastatic small intestinal tumor from carcinoma of the gastroesophageal junction
高橋 修平
1
,
中村 哲郎
1
,
山口 真彦
1
,
菅野 渉平
2
Shuhei TAKAHASHI
1
1獨協医科大学越谷病院外科
2獨協医科大学越谷病院病理
キーワード:
胃噴門部癌
,
小腸転移
Keyword:
胃噴門部癌
,
小腸転移
pp.267-270
発行日 2005年2月20日
Published Date 2005/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100051
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
胃癌の播種,直接浸潤によらない血行性およびリンパ行性小腸転移は稀で,検索しえた限りでは本症例を含め5症例のみであり,他領域を含まない噴門部を原発とした症例は本症例のみである1,4~6).今回,筆者らは胃噴門部癌で食道亜全摘,噴門部切除(胃管再建)を施行後,外来経過観察中に下血を契機に発見された胃噴門部癌の小腸転移を経験したので文献的考察を加え報告する.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.