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特集 手術のグッドタイミング
〔再手術のタイミング〕
人工肛門閉鎖術
Timing of enterostomy closure
飯合 恒夫
1
,
畠山 勝義
1
Tsuneo IIAI
1
1新潟大学医学部消化器・一般外科
pp.69-73
発行日 2005年1月20日
Published Date 2005/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100010
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要旨:回腸囊肛門吻合術や結腸囊肛門吻合術のfecal diversionを目的として,一時的人工肛門が造設されることがある.しかし,閉鎖術は侵襲が小さいわりに合併症が多いとされる.また,閉鎖時期については早期の閉鎖が合併症が多いとの報告が多いが,一定の見解がないのが現状である.われわれは一時的人工肛門造設時に工夫を加え,患者のquality of life(QOL)の向上のため早期の閉鎖を実践し,良好な結果を得ている.
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