Japanese
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脳・脊髄のMRI画像アトラス
くも膜下出血に伴う硝子体出血(Terson症候群)をMRI FLAIR画像で確認できた1例
A Case of Vitreous Hemorrhage Associated with Subarachnoid Hemorrhage on FLAIR Image of MRI
大田 正流
1
,
竹下 岩男
1
,
松本 健一
1
,
河津 隆三
2
,
山道 光雲
3
1九州労災病院脳神経外科
2九州労災病院リハビリテーション科
3済生会八幡総合病院眼科
pp.536-537
発行日 2002年6月1日
Published Date 2002/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406902160
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- Abstract 文献概要
くも膜下出血に伴う硝子体出血(Terson症候群)は1900年にTersonが最初に報告した疾患で,急激な頭蓋内圧亢進を生じた重症例に比較的多くみられる病態である。今回,右中大脳動脈瘤破裂後の両側硝子体出血を眼球超音波での硝子体出血像に類似した高信号病変として頭部MRI FLAIR画像で捉えることができた。
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