書評
—著 本多 慶夫(横浜市立市民病院神経内科部長)/重野 幸次(伊豆韮山温泉病院)—脳卒中・神経筋疾患のマネージメント QOL向上のために
中川 充
1
1神奈川県立長浜病院循環器呼吸器病センター
pp.936
発行日 1989年9月1日
Published Date 1989/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206394
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この本を一言で表現すれば,第一線で活躍している臨床家が,臨床家のために書いた,practicalなmanualである。わかりやすい平易な文章で,実地医家に必要な内容がコンパクトにまとめてある。また,一般の教科書的な本には載っていない例外的な事例に対する対処の仕方や,診療のコッのようなものが各所にちりばめてある。
第一章は,脳卒中,神経筋疾患とそのマネージメントである。脳卒中,パーキンソン病,筋萎縮性側索硬化症などの主要な病気について,病態,症状はポイントを押さえ要領よくまとめ,予後,マネージメント中心に記述してある。
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