私的病院からのレポート・21
—伊豆韮山温泉病院—‘保養’では満足できない温泉病院—長谷川恒雄院長にきく
pp.61-71
発行日 1973年9月1日
Published Date 1973/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205104
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入院患者にいわせるとモーレツに訓練する病院だという.リハビリ関係では老舗的存在になりつつある.長谷川院長(写真下)は49歳,慶大卒.米国留学から帰国後すぐにこの病院に赴任.以来,とかくむずかしいこの種の病院経営を堅実に支えてきた.そのコツは職員や患者間の‘和’を保つこと,不信感を招かないよう経理を‘ガラス張り’にすることだそうだ.失語症の強化回復訓練などユニークな分野に精力的な活動を展開する院長だが,そこにまた尽きせぬ悩みやカベもある.
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