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特集 脳内出血
脳内出血,ことに高血圧性脳内出血,出血性脳梗塞,脳動脈瘤,脳動脈奇形の血管病変を中心として
Intracerebral Hemorrhage:Special Reference to the Cerebrovascular Lesion of Hypertensive Intracerebral Hemorrhage, Hemorrhagic Cerebral Infarction, Cerebral Aneurysm and Cerebral Arterial Malformation
吉田 洋二
1
,
小泉 仁一
1
Yoji Yoshida
1
,
Jinichi Koizumi
1
1山梨医科大学第一病理学教室
1Department of Pathology, Yamanashi Medical College
pp.831-840
発行日 1984年9月1日
Published Date 1984/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205372
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はじめに
脳内出血をもたらす疾患として,ここでは,高血圧性脳内出血、出血性脳梗塞,脳動脈瘤,脳動脈奇形を取り上げた。まず,高血圧性脳出血では,血漿性動脈壊死がなぜ原因病変と考えられるのかを,我々の研究の経緯にそって述べ,さらに,大出血巣の形成過程についての考えを示した。また,近年増加傾向にある閉塞性疾患の巾から出血性脳梗塞を取り上げ,脳実質内出血原因としては比較的まれではあるが,脳動脈瘤,脳動静脈奇形についても述べた。
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