資料
臨床用標準脳波分析器規格の制定,他
時実 利彦
1
,
藤森 聞一
2
1日本脳波学会
2脳波分析委員会
pp.1074-1078
発行日 1964年12月1日
Published Date 1964/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201752
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第11図福本脳波学会総会で,「脳波分析」のシンポジウムが開かれたのがきつかけになつて,日本脳波学会のなかに,北海道大学の藤森聞一教授を委員長として,下記の方々を委員とした脳波分析委員会がつくられた。この委員会の活動目標は,臨床用脳波分析器の標準規格の制定であつて,技術面の検討のために,さらに東京教育大学の寿原健吉教授を委員長として専門委員会がつくられた。
以来2カ年にわたり,藤森委員長,寿原専門委員長をはじめ委員の方々の非常な御努力によつて,5回の委員会と十数回の専門委員会が開かれ,昭和39年9月11日に,第13回日本脳波学会総会のさいに,堀浩会長の御好意により,第6回の分析委員会が開かれて,規格の最終決定をみるにいたつた。そして,この規格案は,9月13日の脳波学会総会において承認されるにいたつた。
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