Japanese
English
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所謂視神經交叉部痴網膜の臨床と病理に就て
Clinical Symptoms and Pathology of So-called Optic-chiasmatic Arachnoiditis.
井街 謙
1
,
井街 靜代
1
Imachi Ken
1
,
Imachi Shizuyo
1
1井街醫院
1Imachi Hospital
pp.247-252
発行日 1949年7月1日
Published Date 1949/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200045
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視神經交叉部蜘蛛網膜炎の名稱は近年漸く眼科臨床家にひろく注意され,又此診斷が屡々下される樣になつた。所で從來此方面に特別の關心を持つて來た私共は却つて此診斷に對し或躊躇を覺えるに至つている。
如何となれば,此病名が起つた抑々の始りである視神經交叉部局所蜘蛛網膜の變化は,之を起したであろうと思われる原因が種々であるに拘らず,肉眼的の形態そのものは比較的單一である事が漸次判つて來たからである。
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