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外國文献抄録
會澤 孝
,
新谷 博一
,
黑岩 義五郞
,
松本 道也
,
染本 道也
,
八川 宗一
,
西川 光夫
,
山田 喜久馬
,
椿 忠雄
pp.143-146
発行日 1949年3月1日
Published Date 1949/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200024
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神經梅毒のペニシリン療法
著者は梅毒に關する最近の知見を多くの文献を擧げて綜説しているが,その神經梅毒の項を拾つてみると,
一般に神經梅毒に對してペニシリンは400萬單位から1000萬單位が用いられてる。ペニシリンによる髓液の所見の好影響は細胞數・蛋白量・膠質金反應・ワッセルマン反應の順序で現われる。
發熱ペニシリン併用療法は症候性神經梅毒に對して用いられる。ペニシリンの出現によつてその治療年月は短縮されたばかりでなくこの療法の安全性も増加した。
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